先週、基準地価が発表されました。不動産業に携わるものにとっては少し、耳を立てるニュースです。 そもそも基準地価とはどういったものなのでしょうか? 公示価格は国(国土交通省)が全国に定めた地点(標準地といいます)を対象に、毎年1月1日時点の価格(標準的な土地のuあたりの価格)を公示するものです。 基準地価は、都道府県が定めた地点(基準地といいます)を対象に毎年7月1日時点での価格を公示するものとなり、双方ともに地価の動向調査という意味合いを持ちます。 ・・・そうです!ざっくりと言ってしまえば公示価格と基準地価はほぼ変わりません。(あくまでもざっくり言うとです) 今年の内容は、住宅地は5年連続横ばい。商業地は外国人観光客の増加で店舗やホテル需要が高まり引き続き堅調。 公示地価や基準地価は1つの重要な指標にはなりますが、実際の不動産取引においては需要と供給のバランスなど、いろいろな要素が重なり合い売買成立となります。 その得てして見えにくい要素をご納得いくまで説明させて頂きたく、日々精進。 |