今日の朝刊で、このようなグラフが掲載されてましたが、こんな曲線を描くグラフ、なかなか見れないです。少子化で子供の数が減っている事を勘案しますと、驚愕の推移ではないですか。 児童相談所の対応件数ですから、虐待への対応が増えたという見方ができるならば、救われますが・・加害者が保護者である性質から可視化できない事案は相当の数になるのではないでしょうか。 子供たちは声を発せられない環境だということ、この事に、大人たちが、国がもっと真剣に取り組まなければなりません。 先日、ミステリー作家、大門剛明の「完全無罪」という冤罪事件の司法をテーマにした小説を読みました。その影響も多分にありますが、声を発せられない環境、声が届かない環境とは、なんと恐ろしいことでしょう。 冤罪事件での再審で「無罪」となったとしても、他人の印象は容易に変えることが出来ない。司法の上で「無罪」となったところで、です。補償されたとしても時間は戻ってきませんし、それは虐待を受けた子供達も同じでしょう。 今、各局が足並み揃えて報道している○ャニーズ事務所の事案は、それに加え「大人」達が見て見ないふりをしてきた事が、この気分の悪さの原因です。 そして本当の問題は、各局3年以上もの間に亘って同じ様な論客を呼び寄せてコロナ報道し、今、各局が一気に報道しなくなった事に同じく、この件も各局全く同じ報道をして「マスメディア」としての役割を果たせないどころか、加害者に加担し兼ねない事です。 |