たまに、難波とか街中へ出かけた時に、ショーウィンドウに映し出されている「老けたおじさんorおばさん」が自分と気付くのに一瞬の時間差が生じるとき、ありません? 誰やねん、このオッサンと思っていたら、自分だったこと。 上岡龍太郎さんが現役引退された時の理由として、ネタとして語られた内容でもありますが、もう一つ記憶している引退理由があります。夫人(奥さん)に、「テレビで観ていて、年老いたオッサンがみっともないな、と客観的に思ったら言ってくれ、その時が私の引退する時やからな」と伝えると、その場で夫人は「今よ」とすぐさま返答されたとか。それが58歳の時です。 丁度、田舎から大阪へ出てきたころに、「パペポTV]「探偵ナイト・・・」は始まりました。 「花の新婚管ピューター」という番組は、私の田舎の広島でも放映しており、70年代の広島では、この番組でしか観ることが出来ない芸人さんでした、上岡龍太郎。 当時、関西エリア以外に住んでた方であれば分かると思いますが、ずーっと気になっていた「人」でした、他の有名タレントさんに舌鋒鋭い喋りをするこの人は何者?? そして私が広島の学生時代、詳細は省略しますが、ひょんなことで上岡龍太郎の弟子の方に、大阪案内をしていただく機会に恵まれ、上岡龍太郎のことを少し知り始めます。 私が大阪に来るタイミングで、前述のTV番組が始まる訳ですが、独り暮らしの青年は、笑わす芸ではなく「怒り芸・キレ芸」の「虜」に。なかなか大阪に馴染めない自分に丁度良かったのだと思います。 TV番組「パペポ」のライブ会場まで足を運ぶ程の熱の入れようでした、私。青春の1ページを有難うございました。最後まで格好良かった。 引退の美学とは真逆のお話となりますが、姪が結婚するという事で、これこそ、ひょんなことで叔父や叔母が披露宴で何曲か楽曲を演奏することに。この2ヶ月、ギターを弾けるよう「指」を鍛錬しております。水ぶくれを作って、足のかかとの角質の様に硬くしていきます。決して粗相のないよう。(下記写真参照) 今どき、親族が演奏する様な結婚式披露宴は無いらしく、結婚式場の方々も狼狽えているとか・・。マイクが2本しかない、アンプが無い、音量制限・・・。 しかも、叔父とか伯母って、昭和時代でもあり得ないです。上岡龍太郎が人前に出るのを憚ると思い至った歳が間近だといいうのに!! 相手方の親族からすれば、少し空気の読めない一族の女性と結婚したと思うはずです。色んな意味で緊張してきました。ことの顛末は、又ご報告させていただきます。 |