《 呼称の巻 》 良くぞ、2勝2敗にしてくれました!暗いニュースばかりなので有難い。(中年には) 羽生九段と藤井王将の年の差は、ほぼほぼ私と我が娘との差です。藤井君(やはり、この呼称が良いです)が活躍したり、TVのコメンテーターで20歳過ぎの起業家とか見ますと、「人って二十歳でここまで成長するもんなんやあ」、と娘に聞こえるように独りごちてます。殆どの子供は、「二十歳過ぎればただの人」です。 とは言いましても、最近のTVのコメンテーターの人、ラフ過ぎません??髪の毛染めてる、ジャケット姿の若い学者か、経営者ばかりです。番組MCの俳優や、お笑い芸人は黒髪でスーツ姿です。逆転してるように見えます。これが流行りの「多様性」なんでしょうかね。 話は戻りますが、将棋界の言葉遣いって、師弟関係で成立している業界の中では、独特です。50歳過ぎたオッサンが、二十歳に敬語を使います。下手しますと、オッサンが若手のタイトルホルダーに「先生」とか呼んだり。 落語の世界は、どうなのでしょう。真打になった若手に、ベテランの前座が敬語を使うのでしょうか?年の差というより、入門時期の様な気がします。 歳上とか、入門が先だとかに拘るのが日本人ですが、将棋界って(自分の師匠だけ別として)、強い人が上、みたいな空気ですよね。年功序列的ではないアメリカ風です。そんな感じで、プライベートでは仲良く呑んだりできるんでしょうか。「お前はさあ、将棋は強いかも知れんけど、おもんないねん」みたいな説教を先輩が後輩にするみたいな・・ 「呼称」でもっと気になりますのが、歌の歌詞です。90年代以降、今日に至るまで、殆どの歌詞が「僕・君」調で、うんざりです。「俺」「貴方」「アンタ」「お前」「うち」「おいら」「あたい」「わたしゃ」・・・昭和は多種多様でした。性差別的表現なのか、どういうわけか、今では歌の中で殆ど聴くことはできません。 |