♪春がまた来るたび ひとつ年を重ね 目に映る景色も 少しづつ変わるよ 陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く 気がつけば五十路を 超えた私がいる 信じられない速さで時は過ぎると知ってしまったら どんな小さなことも覚えていたいと心が言ったよ ♪ 多少、著作権に抵触しますが、竹内まりやの「人生の扉」から始めてみました。若いころ、ポップスというジャンルに興味がなく(フォーライフという社名にするくらいです)、この方の歌もヒット曲くらいしか聴いたことありませんでした。何かが琴線に触れたようで、頭の中で数年前より流れ続けてます。 今朝、五分咲きの桜を、近くの公園で見つけましたが、この歌の様に人生100年ならば、丁度、今の私が5分咲き・・ 「コロナ禍」以降、お盆と正月の帰省を控え、春と秋の彼岸に帰省しております。私が生活していた時代より、キャッシュレス化と言いますか、物々交換が盛んで、年を追うごと帰省するたびに猪肉料理の頻度が高い。「ジビエ」ブームです。人間が減ったことに目を付け田畑を荒らす猪が大きな問題となっておりますが、結果的にそれ(猪肉)が流通?しており、母は作った野菜と交換して入手しております。 母は「ここ1ヶ月で、ご近所の方の訃報が7件も続いとるんよ」と言ってました。まるで横溝正史の呪われている集落です。写真は、実家の風景です。2日間滞在しましたが、人間を母以外に眼にしませんでした。「2025年問題」って先の話と思ってましたが、目の前です。 私も知っている方々でしたが、死因がトラクターの下敷き(田舎では頻繁にあります。昔、私の父も兄も同じ事故を起こして、間一髪でした)、電動車いすで水路へ落ちてしまい発見が遅れた、等々、象徴的です。 田舎という所は皆が知り合いですからね、母にしてみれば一気に知人が減る訳です。「コロナ禍」でお葬式も省略され、当の本人も3回目のワクチンを打ってから体調を崩しており、なんともやり切れません。 |