真言宗総本山、高野山へ行って参りました。新緑でもなく紅葉もない季節ですが、娘の受験戦争も終わったらしく、「ぼーっと出来る「山」とか「寺」みたいな場所へ行きたい」と珍しい事を言い出しましたので、連れて行きました。 一昨年も田舎から母が大阪へ遊びに来た際に連れて参りましたが、時間的な余裕がなく「奥の院」へは行かずじまいでしたので、今度こそは行ってみようかと思い、出かけて参りました。 どこからどこまで撮影禁止だったのか分かり難かったんですが、もし禁止されている場所でしたら済みません。 豊臣秀吉、伊達政宗、織田信長(高野山を弾圧したはず?)から現代の企業(クボタ、パナソニック・・)まで墓碑の連続です。宗派も立場も超えて【空海】の偉大さに、、と言いたいところですが、やはり「お墓」の立派さが権力を「誇示」し、後世への「広告塔」的役目を果たしている空気は否めません。 お遍路の四国八十八カ所から「遣唐使の期間」、高野山だけでなく日本の各地に【空海】に所縁ある建造物、灌漑事業跡がありますが、車も飛行機もない時代に可能なのでしょうか、と思いません?凄すぎるでしょ。だからこそ、数多の偉人の墓碑にも頷けるんですよね。 前回は、西洋人の旅行者が多くて混雑してましたが、今回はコロナ禍ですから、日本人旅行者さえまばらで満喫できました。 こんな山奥でも、「マスク」しているんですよね、全員が。山を一人で歩く旅行者さえも。息切れしないのでしょうか。行き交う車両の運転手も洩れなく。 風景に溶け込んで、新たな新興宗教のようにも見えます。 最近、分かったのですが、「マスク」をしている方が楽と考える人がいらっしゃる。間違いない。テレビでの謝罪会見やワイドショーから集団リンチのように虐められている芸能人、政治家、みんな「マスク」で楽をしているんですね。おそらく。 例えばサラリーマン営業職の場合、長期に営業成績が不振だと、毎日上司や部下の目を気にして、心が参ってしまいそうなところ、マスクのお陰でストレス半減しているのでは?と思います。口角を見せなくて良い訳ですから、笑顔が引きつっているとか、表情が暗い、とか思われているとかいないとか気にしなくて良いです。 もっと言えばマスクの下で髭を生やしてても、昼に餃子を食べても臭わないとか、「マスク」が都合が良いことに気付いたんでしょうね。 |