藤井7段が昨日、渡辺三冠に初めて苦杯を喫することとなりましたが、それでも各メディアは藤井7段ばかりを報道してました。 私も同様に高校生棋士を応援しておりますが、とは言えですよ、中年棋士の全敗は観たくありません。仕事も、スポーツ(特に女子ゴルフ)も、何もかも若者が強いなんて、「夢」がないですからね。出来れば三冠には2勝3敗で負けて頂きたい。少なくとも良い勝負だったと。 ところで、男女参画社会などと言われて久しいですが、将棋の世界は女性の「棋士」が生まれないですね。所謂「女流棋士」は存在しても。一流シェフも女性ではあまり見かけないですが、ホントは生まれながら男女の能力の差異があるのでしょうか?体力とか性差以外にも。それとも棋士やシェフになりたい絶対数が女性に少ないだけの確率の問題か? 確率と言えば、先日「都知事選」がありましたが、開票率1%で「当確」という報道を見られたか方も多いかと思います。選挙ではいつもの事です。 こちら大阪から見てますと現都知事の功績があまり見えませんでした。築地市場右往左往〜「希望の党」梯子外す〜オリンピック延期対応〜コロナショック対策〜、それでも圧倒的に勝ちました。報道が偏っているだけで功績もあるんでしょうね。 話は戻りますが、「統計学」的に言えば1万人の投票があった場合に「無作為」な96人分の投票結果が分かれば1万票全体の動向が推計できるとのことです。許容誤差10%、信頼率95%として扱われ開票率1%で「当確」となるわけです。 「無作為」が非常に大事となりますが、今、毎日一喜一憂してます、「陽性率」の根拠はどうなんでしょう。確かに、検査数も増しているようで「陽性者数」も増しております。統計という事ならば、比較対象となる先月、先々月と同じルールで比較しなければなりません。まず、「無作為」なのかどうかです。「調査機関」「調査対象者」も各都道府県のルールがまちまちです。良くも悪くも私達は数字だけに踊らされているってことはないですかね。 |