早朝の紀ノ川の写真です。この日は、暖かかったので黒鯛を釣ろうと朝4時に起きました。家を朝5時に出発しましたがこの時間帯の世の中を見るのは久々でした。 一昔前までは朝まで飲むこともあれば、朝早いゴルフコンペや朝早い魚釣りに参加したりすることもあったのですが、歳を重ねる毎に体力を要する行事は極力避け、、したがって久々の風景でした。 暗い中、ジョギングしてる人や、リュックを背負って駅に向かう人を横目で見ながら。「痩せたいとは言え僕には無理やなあ」とか、「何の仕事やろう」とか、「マクドも営業してないのか!!」、とか独り言を言いながら車を走らせ、夜明け(一番釣れる時間帯でしかも満潮)に間に合いました。 周りを見渡しても釣り人は僕一人だけ・・ここまできたか自粛ムード。青空の下の魚釣りも危険ということなのか!!! そして、この季節の大潮の満潮と言えばナブラ(魚の大群)が見れるのですが、生き物の気配さえない。自粛にも程がある。「魚たちよお前もか!」 前職退職の折に餞別でいただいた包丁で調理し、新鮮なお魚を家族で食すのが一番の贅沢です。 お魚も生物。ウィルスも細菌も微生物の一種だとすれば一応生物。クジラも生物で猫も犬もゴキブリも生物。人間も生物。害虫から人間と近い哺乳類まですべて生物で、誰が為の地球なのかは未だ誰も応えられませんが、中国人でなくとも誰もが食べたいものを食べてます。 全然話は変わりますが日本における交通事故による死傷者は年間、約58万人。死者は年々減ってきてます。交通事故は人間が人為的に自動車を作り出したことが原因ですから、自動車を作らなければゼロにできます。 今回のウィルスは人間が作ったのか・・・ 今回のウィルスはコウモリやジャコウネコを媒介したとしても、元々から存在したものだとすれば、地球の生物を人間が食した行為に起因したってことでしょう。ワクチンが出来て、今回もなんとか乗り切ったとしても、今後も他の生物を食すことで、永遠と「使者」のように人間を脅かしにやってくると思います。 ウンチクが長すぎてお気づきでしょうが、一切、何も釣れず。浮きもピクリともせず。 帰り道にいつもの「地産地商」が売りのスーパーへ寄りました。「地産地商」とは言え、近海産は高価すぎて魚種が限られます。かと言って、外国名が記載されている魚を買って帰るのも、日常ならともかく、釣りの帰りには抵抗があります。大阪ではあまり聞いたことがない名前の、安い魚を2種類ほど購入して、「お造り」にして食しました。わさび醤油とショウガ醤油があれば、何でも美味い。 今の日本経済は、外国の「お魚」だけでなく、労働者、観光客を抜きにして語れません。 グローバル化とSNSは海外の国々の垣根をなくし、「情報・人・モノ」が簡単に行き交う便利を追求しました。 反面、本来は一部の地域で納まっててほしい「情報・人・モノ」までも世界に拡散されます。東日本大震災の風評被害が今でも諸外国含めて残っているそうですが、今回のウィルスの件も、終わっても終わらせてくれない怖さがあります。 どの辺りからか、間違った方向へ進んでいる事だけは間違いないようです。 |