赤目四十八滝をご存知ですか?三重県名張市からバスで南下した辺りの山間で、いくつも折り重なるように滝が連続しますが、遊歩道で一つ一つ眺めながら山登りができるようになっている、そんな観光地です。「忍者修行の里」だそうです。そして、オオサンショウウオが生息するくらい空気と水がきれいな場所でもあります。 いつもの大先輩達(89歳の方を筆頭に)と、夏は涼みがてらの山登りということで、この場所が選ばれたわけですが、天気予報ではこの日、雷雨、嵐、竜巻、警戒を呼び掛けておりました。普通、企業を引退した方々の集まりであれば、雨天延期としたら良いものを、この会、どんな天気でも決行します。若い僕が天気を理由に休むのも何だか罪悪感みたいなものがありまして、参加してしまいました。 この写真の辺りが、中間地点で(若い僕が先輩達よりヘトヘトの状況であったことは事前にお知らせしておきます)、この付近で昼食とすることになり、ここまでは曇りで丁度良いなあなんて言ってたのですが、急激な雨が降り出してきたのです。当然、携帯やスマホは繋がりませんから、雷雨やゲリラ豪雨の可能性が全然分かりません。「勇気の撤退ですよ!」と幹事の方に僕は歩み寄って進言したのでした。後から新たに登山してくる人もいないところから察するに、麓では入山を禁止しているのかも知れませんし。 私を含め3人が下山、残りの方々はゴールを目指すことになったのですが、下山し始めた頃より青空が覗き始めました。良くあることです。 下山チーム3名は、麓の売店でお土産を買ったり、ご当地のお酒を相伴になったりと、それなりには楽しんだのですが、ゴールを目指したチームは、なんと天然のオオサンショウウオに出くわした!!!らしいのです。羨ましいぃぃぃ。このことで、何を学んだら良いのだろうか・・ |