北野田駅連結のマンションに本屋さんがありましたが、閉店されたようです。本屋さんの出入口だったガラス扉に、お客様からのお手紙やメモが貼り付けてありました。「今までありがとう」という内容のものが殆どです。私は、町の本屋さんへは、滅多に行かなくなりました。本を買うことがイベント化してきてまして、ミナミなどに出かけた時に、大きな本屋さんでまとめ買いする傾向に。私のように「滅多に行かない」けれど、「本屋さんが閉まっちゃうのは困る」程度の人たちが増えているのではないでしょうか。スマホの出現、少子化、によって読書人口が激減している中、買い物の「形」が変わってきていることが閉店を余儀なくされる大きな要因かと。 昔、30年くらい前の「北野田」は、精肉店、鮮魚店、巻き寿司店、婦人服店、ベビー服、薬局(今でもございますが多かった記憶が)、個別に専門店が軒を連ねておりました。今は、週末となれば、郊外のイ〇ンとか、和泉中央の○○とかに、車でお出かけが主流です。買い物は子供連れということが常態化しており、手軽な家族サービスを兼ねております。近隣は凄まじい交通渋滞ということで困惑していることでしょうが。 大きな総合施設での買い物とオートロックで守られた分譲マンション、何か同じニオイがします。キーワードは「安心感」なのでは。入管法改正に伴い、5年で34万人以上の外国人を受け入れることが可能らしいですが、この流れは「共存」どころか「ウォール街」の壁やメキシコとの壁を必要とする世の中に日本も進んでいる気がしてなりません。 |