「平成」が終わろうとしてます。「平成」が始まる時、今の世の中を、誰が予想できたことでしょう。昭和の時代、米屋さんや、酒屋さんほど、安定感のある商売はなかったのに、その多くが、「平成」と共にコンビニへと様変わりしました。 コンビニほど、安定感のある商売はないと思われましたが、それも「平成」の終焉と共に風向きがあやしいです。あちらこちらで、コンビニが無くなり更地になってます。最近の論調では、24時間営業も、必要性があるのか問われています。夜中まで元気に遊ぶ若者人口も減って、売上の低迷もあるでしょうが、コンビニでの仕事内容が年々と多種多様となり、人材が確保出来ないのも大きな原因でしょう。昨年、人手不足原因の倒産は過去最多を記録したとのことです。 先日、「団塊の世代」という言葉を作られた作家が亡くなられ、この方の本を引っ張り出して読み返すことにしたのですが、予知能力か!というほどに今の時代を的確に捉えてます。バブル崩壊直後に書かれた本です。「少子高齢化」「グローバリズム」を当時にして完璧に予想してます。 「角栄」以降、数多の政治家に助言を求められ、時には政治の中枢に席を置き、常に、「団塊世代」を背負ってしまう時代に少子高齢化を迎えることの「日本の危機」を訴え続けてらしたのに、この様相(ザマ)を迎えてしまったことは、さぞ心残りだったことでしょう。 |