特に新築戸建を検討のお客様は漠然と「木材価格の高騰で建築コストが上がっている」と担当者から告げられ、当初の計画予算を超えてしまう状況を未だに見聞きします。 日本において住宅用の木材は約7割が輸入品とのことですが、国土の3分の2が森林の日本において腑に落ちない感があります。林業に携わる人口の減少(跡継ぎ問題)が大きな要因と言われていますが、すぐに国産に切り替えることは難しいようです。 農林水産省発行の「木材価格統計調査」を見ますと 2021年1月に7万円台/㎥だったものが、2022年4月には14万円台/㎥と2倍になっているのが確認できます。企業努力だけでは価格を抑えることが難しいのも納得してしまいます。 今年4月以降の木材の先物価格は下落傾向にあるとのことですので価格は落ち着いてくる可能性が高いですが、お客様がそれを享受できるにはまだまだ時間がかかりそうです。 |