ハシ・ブロ日記

ハシ・ブロ日記 8月号

今晩の全英女子オープンゴルフ決勝が楽しみです。3年前、渋野選手が全英女子で優勝した時、同組だったアシュリー・ブハイ選手(南アフリカ)とまたもや同組対決です。

 

今回、渋野のペコリとお辞儀する姿が好感がもてると話題になってますが、それで思い出すのは3年前のアシュリー・ブハイ選手のバンザイした姿です。敵である渋野の優勝を目の前にして、彼女は躊躇なく祝福のバンザイをしてました。

 

野球の大谷選手、佐々木投手、将棋の藤井君、ずば抜けている人って、謙虚と言いますか、器の小さい私達凡人とは何か違いますよね。渋野選手含めて、笑顔も素晴らしいのが特徴です。

 

先日、娘の成人式の振り袖をレンタルするという事で、着付の店で記念写真撮影をしました。このような席ですから一生懸命笑顔を作ってみましたが、出来上がりを確認してビックリです。眉間に皺が寄ってて、上げているつもりの口角がなんと「へ文字」です。「笑顔」を意識してて、これです。「客観」とは実に恐ろしいです。

 

 

話は大きく変わりますが、「SKYE」というバンドのコンサートへ行ってきました。現在の日本のポップス、ロックを創ったと言っても過言ではない人達なのですが、裏方ですから彼らだけでフェスティバルホールはもちません。

 

良い歳を重ねるということは、こういうことなんですね。有名な奥様(ユーミン、尾崎亜美)がゲストとして出演することで、旦那を盛り上げて成立するタイプのコンサートでした。個々のプライド云々ではなく、色んなものを取っ払って遊ぶ境地が清々しく見えました。

 先日の拓郎引退ニュースからのこの流れは、一つの時代が終焉を迎えたんだと、覚悟を迫られている様でもあり、何かしみじみとします。

ブログ ハシ・ブロ日記 2022.08.07

ハシ・ブロ日記 7月号

 

 年内で音楽活動を終了する吉田拓郎のニュースから数日が過ぎました。覚悟はしていたものの寂しい気持ちは今日も拭えてません。会社名が「フォーライフ」で、私が広島生まれですから友人達などは、当然に昔からファンだった様に私に接してきますが、かなり後発です。

 

写真は、「ビルボード大阪」です。友人の不動産会社の社長がジャパニーズポップスマニアで、色々と誘ってくれます。出演アーティストは、「渡辺真知子」です。バックのジャズバンドがラテン調のアレンジで当時のヒット曲から新曲まで演奏しますが、その演奏を超える歌唱力、そして、元気を届ける才能に感服。「唇よ熱く君を・・」カネボウ化粧品のコマーシャルの歌、女性の時代を匂わす名曲です。昨今のジェンダーフリー云々の風潮よりセンスが良いです。

 

40歳頃からか、こちらの体調や心境の変化でしょうか、前述のお二方のような「音楽」を今更に聴き始めて感心してます。私が当時、趣味が偏っていた分、ちゃんと売れている音楽を聞いていないから、今になって、取り戻そうとしております。今月は、若い頃一番に避けてきた、あの「ユーミン」を観るんです。

 

 

 話は変わる様で変わってないのですが、40歳を超えたころから趣味の釣りも変わりました。もう、無理してタイやグレを狙いません。夏は夏の風物詩「キス」釣り、秋は秋の風物詩「太刀魚」、身軽に行けて翌日の仕事に疲れを持ち越さない、そして美味しく食して家族にも喜ばれる、これがモットーです。

写真の奥で「オーブ」(黄色で楕円形に発光している)が写ってしまった友人に「心霊写真が写ってしまった 」と伝えると、「太陽の光の加減やわ」と平然なふりして竿を振りかぶりましたが、「ブチッ」。仕掛けが手元から切れて、全て海の中へ飛んで消えて行きました。動揺は隠せません。

「オーブ」の日の翌週に、別の友人を連れて行った時の写真です。「オーブ」の場所とは知らせてません。ワタリガニが釣れてました、キス釣りなのに。

型は小さいですけど、揚げて食すのには丁度良かったです。

有田川 左岸より

ブログ ハシ・ブロ日記 2022.07.03

ハシ・ブロ日記 6月号

先日、「キトラ古墳」⇒「高松塚古墳」⇒「丸山古墳」・・他,古墳の世界では有名どころですが、初めて行って参りました。教科書に出てくる「壁画」は撮影できませんから外観のみ添付しましたが、石碑がなければただの丘ですよね。

 

 こちらは「牽午子塚古墳」。史上初めて2度天皇となった皇極・斉明女帝の古墳と言われてます。復元されたという事ですが、ちょっと味気ない。ただの丘も味気ないが、あまりに人工的すぎるのもいかがなものでしょう。

 とは言いましても、ここで記念撮影。パシャ

この会は、私の前職【住友林業グループ】の偉い方々が四半世紀前に立ち上げた考古学サークル【百里会】です。毎月、開催されておりますから300回以上となります。従って、先輩達はどの史跡に行っても、初めてではなく、前回来た時の話等で盛り上がります。

 

私は、気の向く時、ちょっと涼しい時、年に2〜3回程のペースで参加させていただいて18年目です。毎年、一人、二人と体調を崩されたり亡くなられたりで、減少傾向にあります。

 

どの史跡についても、詳しく歴史背景から説明してくれてた先輩(「教授」とあだ名のついてました)も亡くなられ、今となっては健康の為に「歩く」目的の会です。ヘビースモーカーだった「教授」、企業の中では決して偉くなるタイプではなかったですが、好きな先輩でした。

 

 

 

 

ブログ ハシ・ブロ日記 2022.06.18

ハシ・ブロ日記 5月号 GWの巻

 

「乗っ込み」という言葉をご存知でしょうか。先日、1年ぶりに紀ノ川河口へ釣行しました。春は「乗っ込み」と呼ばれる、産卵のために浅瀬まで寄ってくる大型のチヌ(黒鯛)が釣れます。

 

コロナ前は、GWに帰省して兄や甥とチヌを釣りに行くのが恒例となっておりましたが、、、今年のGWもそんな雰囲気ではないだろうと高をくくって、GW前に友人と共に。この友人、3年前より真剣に釣りを始めております。(釣り道具を買い集めてます)子供も大きくなって、自由になる小遣いも増えたのでしょう。

久々、上出来の釣果でした。ここ数年、1尾釣れるかどうかでしたが、思い切っていつもと場所を変えてみたのが良かったのかも知れません。

 

殺生したら食するのが流儀。

 

同じ仕掛けと餌、場所で前述の友人は昨年に続きアタリがゼロでした。アタリとは「浮き」が水面下に動くことですが、2年続けて何もないとなると、(しかも釣れても無いのに毎回、竿先を折ってしまいます。)次は誘っても来ないでしょうね。「天気が良いだけで充分楽しめた」と強がってはおりましたが。

 

ところがです。一気に各メディアの報道も変化しまして、4月中旬より帰省することに世の中が寛容になりました。「ゼロコロナ」を叫んでいた朝の報道番組も、意図的にウクライナ情勢や、他のニュースに時間を割いたりしてて、明らかに方向転換です。(ウクライナ情勢は大事ですけどね)

 

急遽、娘の従妹たちが田舎で集まる事になり、娘と二人して帰省することになりました。娘は2年半ぶり。私は、3月のお彼岸に帰省したばかり。

娘が帰省すると必ず実家の裏山(宇根山)へ行きます。天気の良い日は、向島〜四国辺りを眺めることができます。ワラビを食べる分だけ採って、そこから菩提寺へ行きました。

 

コロナ禍以前より、帰省している今年の「春」です。

そんなに田舎の風景ばかり見て、お墓参りしていても(1年に1回くらいが感慨深い・・)退屈ですから、今回は「ファミリーヒストリー」を作成する目標を立てて帰省しました。NHKで有名人の家系図を番組にしています,アレです。

 

 まずは、戸籍の収集です。2010年まで保存期間80年と言う決まりがあったので、それより古いモノがあるかどうか調べなければ分かりません。私の場合、今の戸籍(明治19年〜)は市役所で入手出来ました。江戸時代を調査するのは、市役所では無理でした。(親族より「個人情報を出すな」とお𠮟りを受けるかも知れませんが、この戸籍から「私達」に辿り着けません)

そこで、「菩提寺」に行く必要があります。お寺には、先祖代々の領収証等が残されている場合があります。特に「戒名」を頂く際の書類が残っているケースが多いようです。

 

 小学校時代の後輩が住職で、お寺の蔵の奥底まで資料を引っ張り出して検証してくれました。ありがたや‥南無阿弥陀・・1700年頃までは、領収証が見つかり、怪しいながらも何とか家系図が作れそうです。

 

声楽家もビックリするほどの声の住職で、急遽サービスでお経ライブを披露して頂いた時の写真です。コロナ禍なので、住職は奥の見えないところで歌っております。

 

今回、改めて勉強になりましたのは、「氏名」「苗字」「名字」「屋号」「通称」と出てきて、特定作業が大変だという事。

 

昔は、武士以外の一般人は武士の前で「苗字」の公称を自粛しており、逆に陰で色んな名前を使っているんですね。そして、下の名前も特定が大変です。「幼名」がありますし、襲名もあります。私の曽祖父の祖父は銀之助(吟之介)でしたが、3代目銀之助でした。

 

ロマンがあって面白い作業ですが大変ですよ。

ブログ ハシ・ブロ日記 2022.05.08

ハシ・ブロ日記 4月号 

 

♪春がまた来るたび ひとつ年を重ね

 目に映る景色も 少しづつ変わるよ

 陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く

 気がつけば五十路を 超えた私がいる

 信じられない速さで時は過ぎると知ってしまったら

 どんな小さなことも覚えていたいと心が言ったよ ♪

 

 多少、著作権に抵触しますが、竹内まりやの「人生の扉」から始めてみました。若いころ、ポップスというジャンルに興味がなく(フォーライフという社名にするくらいです)、この方の歌もヒット曲くらいしか聴いたことありませんでした。何かが琴線に触れたようで、頭の中で数年前より流れ続けてます。

 

 今朝、五分咲きの桜を、近くの公園で見つけましたが、この歌の様に人生100年ならば、丁度、今の私が5分咲き・・

 

 

 

 「コロナ禍」以降、お盆と正月の帰省を控え、春と秋の彼岸に帰省しております。私が生活していた時代より、キャッシュレス化と言いますか、物々交換が盛んで、年を追うごと帰省するたびに猪肉料理の頻度が高い。「ジビエ」ブームです。人間が減ったことに目を付け田畑を荒らす猪が大きな問題となっておりますが、結果的にそれ(猪肉)が流通?しており、母は作った野菜と交換して入手しております。

 

母は「ここ1ヶ月で、ご近所の方の訃報が7件も続いとるんよ」と言ってました。まるで横溝正史の呪われている集落です。写真は、実家の風景です。2日間滞在しましたが、人間を母以外に眼にしませんでした。「2025年問題」って先の話と思ってましたが、目の前です。

 

私も知っている方々でしたが、死因がトラクターの下敷き(田舎では頻繁にあります。昔、私の父も兄も同じ事故を起こして、間一髪でした)、電動車いすで水路へ落ちてしまい発見が遅れた、等々、象徴的です。

 

田舎という所は皆が知り合いですからね、母にしてみれば一気に知人が減る訳です。「コロナ禍」でお葬式も省略され、当の本人も3回目のワクチンを打ってから体調を崩しており、なんともやり切れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ ハシ・ブロ日記 2022.03.27

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